植物も病気になる
こんにちは 工事部の首藤です
最近電車内でもマスクをする方が多く、風邪が流行ってきているみたいですね。
空気が乾燥してきているので、今年も早めにインフルエンザの予防接種をしないとなぁ
なんて思うこの頃です。
さて、弊社が管理させていただいている高輪にある寺院、正満寺様で植栽を眺めているときに
見つけちゃいました。
うどんこ病・・・
状態は葉の一部だったので、かかり始めの初期だと思うのですが、このまま放っておくと全体に広がり
観賞価値が下がるので、早速防除しました。
うどんこ病はマンションの植栽など、外を歩いているときに植栽全体がやられているものとか見ていたので、
パッと見た瞬間に『うどんこ病だ』とわかるのですが、あまり知識がなかったので、調べてみると
雨と晴天が繰り返されると発生しやすいそうです。
カビなので、雨による多湿や風通しの悪さが原因なのかな?と先入観がありましたが
乾燥しても出るようです。
確かに白い粉がかかっているような見た目なので、粉吹き肌⇒乾燥・・・なるほど と何となくわかるような。
防除方法なのですが、一般的には殺菌剤の散布か発病した葉を摘み取ります。
私の場合摘み取っても原因は目に見えない菌なので、殺菌が一番なのかなと根拠のない持論があります。
なので、葉と周辺の植物、植わっている土にもたっぷりかけて防除しました。
あと、薬剤を散布するときには薬が長い間葉にとどまるように、展着剤を含ませます。
もちろん墓石やプレート、景観石などにはかからないよう注意して行いますが、風に吹かれて飛んでしまったかな?
と思うときには、薬剤が乾く前に水で洗い流しておりますのでご安心を。
あとは数日経ってから、3~4回ほど繰り返しながら様子見て防除完了を目指します。
いつお参りに来てもきれいな状態を保つよう努めてまいります。