墓じまい
こんにちは 工事部 首藤です。
師走に入ると『もう一年経つんだ~早いなぁ・・・』と思い、今年の初めはどうしていたかな?と手帳を眺めて、『あぁ 結構いろいろとやったんだなぁ~・・・』とこれまでを振り返るのがこの時期のルーチン。2019年の仕事始めはご納骨から始まり、一般墓の建墓工事、お墓の引っ越し、鎌倉やすらぎの杜の2区リニューアルに向けて全域の植栽など、思い返すと遠い昔の出来事のような感覚になるので不思議です。
さて、タイトルにもございますが、昨今テレビや雑誌などにも取り上げられて、耳にすることも多くなってきた“墓じまい”についてです。
先に書きましたが、年明け早々にお墓の引っ越し(改葬)に伴う墓じまいを弊社でさせていただきました。大まかな流れとして、今まで守ってきたお墓からご先祖様のお骨を取り出し、お墓の解体、区画を更地に戻してから管理者へお返しする。先に建立した新しいお墓にご先祖様のお骨を移し、安置する。
墓じまいはこのホームページ内でも紹介させていただいておりますが、これまで守ってきたご先祖様のお骨をどうするのか?が重要な事項でして、この方の場合は、新しいお墓も代々自分たちで守っていく継承タイプのお墓でした。
弊社でも“墓じまい”に関する相談事が増えてきております。守り手がいなくなる事で墓じまいを検討される方も多く、その時に永代供養墓の仕組みをご案内させていただくと、事前に永代供養墓について調べていたことと合点し、永代供養墓の仕組みに共感される方も実際に増えてきております。現在インターネットで多くの情報を自分で調べることが、一般的になってきておりますが、情報の多さに迷いや、わかりにくさがある一面もございます。また、私事の経験した話になりますが、自分と近い親族であっても今後のお墓について話にくく、頼みづらいなどの心情もございます。見学に来られた方とお話する中で『誰に相談したらいいのだろう?と思っていました』と打ち明けてくださる方もいました。
弊社のホームページを見て、また、このコラムを見て少しでもお役に立てることに繋がればいいなぁと思います。墓じまいと永代供養墓の組み合わせは、今の時代を反映させる組み合わせなんだなぁとしみじみ思いました。